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2023.03.03
コラム
皆さんこんにちは!大塚接骨院です。
三寒四温を実感する気温差のある季節ですが、いかがお過ごしでしょうか?
今回は肩こり解消ストレッチング第2弾ということで、「僧帽筋」を狙ったストレッチングをご紹介したいと思います。
【僧帽筋について】
僧帽筋は首から背中にかけて広範囲に広がっている筋肉で、上部・中部・下部の3つのパートに分かれています。
それぞれ異なる作用があり、上部線維と下部線維は肩甲骨を互いに反対方向へ引っ張りあう関係にあり、中部線維は僧帽筋内で最も大きな面積の筋腹で、いずれも肩甲骨の安定性を保ってくれています。
また頭部のバランスにも寄与しています。
長時間のデスクワークや、パソコンやスマホの使いすぎ、慢性的なストレスを感じている方は、僧帽筋の働きが低下し、肩がこりやすくなります。
また、僧帽筋の緊張は頭痛と関連性が強く、緊張性頭痛の原因でもあります。
<僧帽筋上部ストレッチング>
①座った状態で行います。
②右手を腰の上に置き、左手を右側頭部に置きます。(右耳の上あたり)
③頭を左側へ倒すように添えている左手で左方向へ軽く引っ張ります。
④伸びてて気持ちが良い程度に10秒間伸ばしましょう。
※呼吸はとめない
※体幹ごと倒れないように注意する
⑤終わったら、反対側も同様に行います。
<僧帽筋中部ストレッチング>
①座った状態で行います。
②頭を軽く下に傾け、左手は右の二の腕を掴みます。
※このとき右肘は90°
③そのまま左方向へゆっくり引っ張っていきます。
※右肘が左もも辺りにきたらストップ
④伸びてて気持ちが良い程度に10秒間伸ばしましょう。
⑤終わったら、反対側も同様に行います。
<僧帽筋下部ストレッチング>
①座った状態で行います。
②胸を張り、両手を腰の後ろで組みます。
③肩甲骨を背骨にくっつけるイメージで寄せ、軽く下へ引っ張ります。
④伸びてて気持ちが良い程度に10秒間伸ばしましょう。
⑤終わったら、反対側も同様に行います。
いかがだったでしょうか?
今回は、肩こりに関係している筋肉として「僧帽筋」を例にご紹介いたしました。
この他にも、肩甲挙筋(首と肩甲骨をつなぐ筋肉)や、胸鎖乳突筋(首の側面にある大きな筋肉)など肩こりには、肩・首周辺の様々な筋肉が関わっています。
今日はご紹介したストレッチングも座ったままでもできますので、特に長時間デスクワークされる方や肩の張りを感じる方は、積極的に取り入れ上手にケアしていきましょう!
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